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執筆者の写真jcrrunningschool

強い輪を作ろう。


走り方教室担当コーチの野見山です。

  

 

 

先日の練習の際に、リレーを行った際のこと。


学年やある程度の走力を加味して、チームを組みました。両チームの走順は各チームが決めるという形をとりました。


 

 

そうなると一定の確率で学年が違う子が、同じ区間で走る場面が出てきます。 それは想定済み。当然ながら大きく差が付きました。

  しかし、リードを許したチームにも最終区間には上級生が待機しており、何が起こるかわからない状況でした。

 

 

ところが。

 

 

離された子は一生懸命に走るのをやめてしまい、最終区間でバトンを受けた子も勝ち目がないから諦める。リードしていたチームも追いつかれないから走らないということが起こりました。

 


  

正直「やめてしまう」というところまで想像が出来ていませんでした。この点は大きな失敗でした。

  

 


 

現在の所属は1年生から6年生までおり、男の子も女の子もいます。当然ながら走力の差は大きいです。 走るのが得意、不得意というのは学年では関係はありませんが、やはり小学生において身体の大きさというのは埋められない違いがあることは間違いありません。



まず「リレー」という面だけ見た時に、個性や力量はそれぞれ違います。自分のいい場所を生かし、苦手なところを誰かが埋める。 そのためには、まず仲間に関心を持ち、それぞれに目を向ける必要があります。

リレーはそういうことが出来る種目だと考えています。



そういった行動を通して「チームワーク」というものを身につけるチャンスになります。

 

 

そのチームワークが作り上げられた走り方教室という空間にしたい。一緒に作っていこう、という話をじっくりとしました。響いているかなぁ。

 

 


そんな今回の反省点を生かしつつ、今後も実施していきます。

 

 


 

別の面から、彼らには「全力であること」を求めたいのです。

得意なことが違う個性を持つそれぞれが、一生懸命に自分の出来ることを全力でやるということさえできれば、それでいい。

 

全力でやらなければ課題も見つからない。楽しさも実感できない。だから続かないし成長も早くなくなる。 そして嫌になる。

 


大人であれば一度はそういう経験があるのではないでしょうか。(私は経験してきました…) 



走り方教室に関わってくれる子には、出来るだけそういう思いはさせたくない。


「走り方教室」と名乗る以上、走ることのスキルアップはもちろんですが、それ以上に内面の成長も出来るような場になってほしい。

 

  

  子どもたちが集中して一生懸命に取り組めるような環境・場面設定に気を付けながら、楽しんでもらえるメニューを作って、最高の走り方教室を彼らと共に作っていきます。


 

 

体験は随時受付中。 お申し込みやご質問等はこちらから→お問い合わせ


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